ATセミナー 2005 | セミナー | 名古屋大学 宇宙論研究室(C研)

ATセミナー 2005

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4月のセミナー

発表者
ーーー

日程/場所
4月12日(火)16:00-@C333セミナー室

内容
研究室会議+歓迎コンパ

発表者
榎本

日程/場所
4月19日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
A structure for quasars (Elvis 2000)

概要
クエーサーの構造について新たなモデルを提案した上記の論文を紹介し、今後の研究の進め方について私が考えていることを報告したいと思います。

発表者
M1s

日程/場所
4月26日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
大坪) 膨張宇宙とビッグバンモデル
黒柳) Standard Big Bang modelの問題点とInflationの導入

概要
大坪) 現在宇宙の標準モデルとされているビッグバン宇宙論を考察します。まず一様等方な宇宙モデルをフリードマン方程式を解くことにより導き、様々な膨張のモデルを考えます。さらに、なぜ現在ビッグバンモデルが主流となっているのか、BBNとCMBを例にあげて紹介していきます。
黒柳) 現在の宇宙論の基礎となっている標準ビッグバンモデルでは説明しきれない問題がいくつか存在し、それらを解決できる理論としてインフレーションが挙げられます。今回は地平線問題と平坦性問題に焦点を当てて、インフレーション理論が問題を解決するのに十分であるか検証します。

5月のセミナー

発表者
吉田

日程/場所
5月10日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
First light, first explosions, and the first galaxies

概要
初代星は紫外光によって周辺ガスを電離し、最後には超新星爆発をおこし衝撃波を伝播させる。この過程の詳細な一次元計算の結果から、初代星からのフィードバック効果の強さを議論する。最後に同様の3次元流体輻射輸送計算の最初の結果をしめす。

発表者
杉山

日程/場所
5月17日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
Reionization of the Universe and Cosmic Microwave Background

概要
宇宙の再加熱過程全般についてのレビューと、それを宇宙マイクロ波背景放射をもちいて調べる試みについて解説する。

発表者
奥村

日程/場所
5月24日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
SDSS銀河の相関関数の非等方性を用いた解析

概要
修士課程では、SDSSから得られた銀河データを用いて赤方偏移空間の2次元相関関数を計算し、現れた非等方性を線形理論から求められた公式と比較することによって、宇宙論パラメータの制限に関してpreliminaryな結果を得た。
現在は、この解析にまだ取り入れていない効果(例えば銀河のevolutionの効果や、正しいselection function 等)を入れて計算し直しているので、改善された結果を紹介する。
最後に、ダークエネルギーの状態方程式w=p/ρに関する議論を少し行う。

発表者
加耒

日程/場所
5月31日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
インフレーションモデルの制限に対する最近の研究

概要
WMAP-1Yearでも用いられている、inflationary flow eq.を用いたインフラトン場のポテンシャルの再構成法を紹介する。またWMAP-1YearとPlanckでどの程度モデルが制限されるか示す。今後の自身の研究方針についても言及する。

6月のセミナー

発表者
村田

日程/場所
6月7日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
Gamma-Ray and Gamma-Ray Burst Cosmology

概要
ガンマ線およびガンマ線バーストを用いた構造形成、宇宙論に関するレビューをします。

発表者
松原

日程/場所
6月14日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
構造形成と相関解析について

概要

発表者
川野

日程/場所
6月21日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
Galaxies and Gravitational Lensing: Separations

概要
銀河は様々な統計的な性質をもっていることが知られている。例えば、形態-密度関係やFundamental Planeなどが、その物理は未だ謎は残っているが、経験的観測的に知られる。そういった銀河によって銀河サイズの強い重力レンズ効果は引き起こされている。よって、重力レンズ統計にも銀河の物理情報は反映するはずである。
近年のサーベイによって重力レンズサンプル数が飛躍的のびている。そこで、離角に関する統計に関して報告する予定である。

7月のセミナー

発表者
加用

日程/場所
7月5日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
QSOの寿命とクラスタリング

概要
QSOの寿命はQSOが光るメカニズムと密接に関係していると考えられていますが、寿命の推定には二桁程度の広がりがあります。一方、QSOのクラスタリングは近年のデータの充実によりかなりまともに測られるようになってきています。そこで今回は、寿命を推定する方法の一つとしてクラスタリングを用いる方法をレビューします。

発表者
日影

日程/場所
7月12日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
Observational constraints on Primordial Non-Gaussianity

概要
インフレーションモデルを観測から制限する方法として宇宙の初期密度ゆらぎの非ガウス性を調べる手法がある。これまで得られた、また、今後期待される観測的制限についてレビューします。

発表者
西澤

日程/場所
7月19日(火)11:30-@C333セミナー室

題名
What does ISW tell us about cosmology?

概要
Integrated Sachs Wolfe 効果を用いて、どのような宇宙論的な検証ができるかとうことを紹介します。具体的にはダークエネルギーの密度、状態方程式に関する制限を加えることを考えますが、Big crunchを起こす宇宙論モデルについても検証します。

8月のセミナー

9月のセミナー

発表者
黒柳

日程/場所
9月8日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
インフレーションによる大規模な初期磁場形成

概要
電磁場の量子スケールのゆらぎがインフレーションによって引き伸ばされると大スケールの磁場を作り出すことができます。しかしそれだけでは現在の銀河内にある磁場の大きさから推測される初期磁場の大きさには全く届きません。そこで電磁場と重力場とのcouplingを考え、電磁場の共形不変性を破ることで強い磁場を作り出す方法を紹介します。

発表者
大坪

日程/場所
9月15日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
The weak lensing magnification

概要
弱い重力レンズの効果によってソースとなる天体がどのような影響を受けるかを紹介します。また、SDSSのクエーサーと銀河を用いてmagnification effectの検出を行ったScronton et al.(astro-ph/0504510)のレビューをします。

発表者
榎本

日程/場所
9月22日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
Broadband properties of SDSS quasars

概要
SDSSクエーサーは#BB0000shiftが0-6という広範囲にわたって分布をしていますが、観測波長が限られているためbroadbandな性質は判りません。broadbandな性質を議論するために、SDSSクエーサーの中からX線観測でも見つかっているクエーサーに注目します。今回の発表では、実際にどんな性質が見つかったのかをレビューします。

発表者
大栗

日程/場所
9月29日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
重力レンズクエーサーの分離角分布

10月のセミナー

発表者
加耒

日程/場所
10月13日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
背景重力波によるインフレーションモデルの制限

概要
インフレーションは大規模構造のタネとなる初期密度ゆらぎを作り出すことができるが、同時にある程度の背景重力波(テンソルモードゆらぎ)を作り出すはずである。背景重力波が精密観測されれば、CMBゆらぎを含めた大規模構造観測と相補的、ないしは独立な初期宇宙の情報を得ることができる。今発表では背景重力波に対して我々に届くまでにどのような効果が加えられ、どのようなスペクトルが得られるか?CMBゆらぎの情報との関連など先行研究について紹介します。

発表者
吉田

日程/場所
10月20日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
始原分子雲から低質量星の形成へ

概要
これまでおこなってきた初代天体形成のシミュレーションをさらに発展させ、ガス密度にして ~10^15 /cm3 までおえるようになった。取り入れた物理は(1)3体反応による水素分子の生成、それにともなう化学反応熱、(2)水素分子線の吸収、(3)衝突誘起放射による冷却の3つである。また高分解能を達成するためにadaptive-particle splittingという手法をとりいれた。今回はややテクニカルな話とテスト計算の結果を紹介する。

発表者
奥村

日程/場所
10月27日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
次世代の深宇宙赤方偏移サーベイから得られるバリオン振動を用いたダークエネルギーのプローブ

概要
深宇宙(z~1)における銀河のクラスタリングが、ダークエネルギーの成分にセンシティブであることはよく知られている。また、近年FMOSやWFMOS / KAOSといった深宇宙の大規模なサーベイが計画されており、バリオンの振動を制度良く観測し、それを"standard cosmological ruler"としてダークエネルギーの成分やモデルに制限を加えようという議論が盛んになされている。今回の発表では、この次世代のサーベイによって期待されている成果を、今後の自分の研究計画を交えつつレビューします。

11月のセミナー

発表者
村田

日程/場所
11月16日(水)16:30-@C333セミナー室

題名
cosmological parameters from SDSS LRG sample with CIC method

概要
数学的にはある条件のもとではCICとN点相関関数は等価なものです。したがって一般に2点相関関数やパワースペクトルを用いて宇宙論パラメータが見積もられますが、CICを用いた解析を考えることで相補的な結果が得られる可能性があります。これまでの研究でCIC解析におけるwindow関数の最適化を行ったのでそのwindow関数を用いて実際にデータ解析を行うことを考えてきました。またSDSSサンプルを用いる場合、MGよりもLRGの方が宇宙論パラメータの見積もりに適していることが分かっていたのですが、LRGを用いた解析はあまりありませんでした。今回の発表では昨年度のSDSSミーティングで発表したデータ解析の手法に絡めて、解析の進捗状況を報告します。

発表者
松原

日程/場所
11月24日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
WFMOS計画の概要レビュー

概要
次々世代の大規模銀河サーベイであるWFMOS計画の紹介を中心にします.

12月のセミナー

発表者
M2s

日程/場所
12月1日(木)13:00-@C333セミナー室

題名
榎本) SDSSを用いたBroad Absorption Line Quasarの解析
加耒) 宇宙背景重力波によるインフレーションモデルの制限(その2)

概要
榎本) 研究の進捗状況を報告します。スペクトルは着目している元素のemission lineの長波長側でGaussian + power-lawでフィットしました。求めたMgIIBALの性質を報告します。エラーの扱いが重要になってくるので、今考えていることも併せて報告します。
加耒) 前回より少し分かりやすい解説と研究の進捗状況を報告します。背景重力波のスペクトルの数値計算を行っています。波数が大きくなると非常に激しく振動する(発散する)ので、その除去に関する問題と現状に触れます。

発表者
川野

日程/場所
12月22日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
大離角重力レンズ系 SDSS J1004+4112 と質量密度の中心部のベキ

概要
大離角重力レンズ系 SDSS J1004+4112は、現在のところ最大離角$\sim15$秒角を持つ重力レンズされたクェーサー4重像である。そしてそれは銀河団が主要なレンズとなっているために、重力レンズ効果から銀河団プロファイルへの制限が期待される。しかしながら、像の位置やフラックス比だけでは密度プロファイルの傾きがあまり制限されないことが知られている。その縮退を破るためにはアークや時間の遅れの観測が重要であるが、この系の場合はクェーサーがソースであるために時間の遅れの測定が期待できる。そこで、銀河団プロファイルを楕円NFWプロファイルと仮定し、ベキを現実的な範囲で変えて時間の遅れのPDFを構築し likelihood 解析を行った。その結果を報告する。

1月のセミナー

発表者
日影

日程/場所
1月12日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
Primordial Non-Gaussianity and Analytic Formulae for Minkowski Functionals of the Cosmic Microwave Background and Large-scale Structure

概要
CMBやLSSに含まれるPrimordial non-Gaussianityの情報は、インフレーションモデルを制限する上で重要である。Non-Gaussianityを測る統計手法のひとつとしてMinkowski Functionals があるが、これまで、Minkowski FunctionalsへのPrimordial non-Gaussianityの影響は、数値シミュレーションを通してしか知られていなかった。今回、Primordialnon-Gaussianityの影響を、摂動論を用いて解析的に求めたので、その結果を報告する。

発表者
加用

日程/場所
1月19日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
Marked statistics and Halo Model

概要
銀河性質と環境の関係を定量化する有効な統計量であるMarked statisticsに関して、Shethらの一連の論文をreviewします。Marked statisticsは以前から使用されてそのポテンシャルを感じさせてはいたものの、対応する理論的記述がなかったために強力な統計量たりえませんでした。Shethは新たにHaloModel 的なformalismを提案しました。これによってMarked statisticsは今後、銀河形成モデルへの制限・示唆を多く与えてくれると考えられます。 (1) Semi-analytic mock dataのMarked statistics解析 (2) Halo Model的記述 (3) SDSS銀河サンプルへの適用 という流れでreviewします。

発表者
吉田

日程/場所
1月23日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
From the first stars to the first galaxies

概要
はじめに初代星の形成過程を原始星進化の段階を中心に解説する。次に初代星からの紫外光により周辺の銀河間物質が受ける影響を3次元輻射流体計算の結果を用いて議論し、最後にHII領域残骸の中での第2世代星形成シミュレーションの結果を紹介する。Hypernovae, GRBとの関連についても議論する。

発表者
西澤

日程/場所
1月26日(木)16:00-@C333セミナー室

題名
Dark Energy Tomography

概要
Integrated Sachs-Wolfe, Rees-Sciama効果とcosmic lensingのクロス相関を取ることによってダークエネルギーのパラメータに制限を加えるという話です。lensingはダークマターバリオンに関わらず、ソースと我々の間に介在する物質分布に影響されるため、銀河バイアスの問題から解放される。また宇宙の各時代において宇宙論パラメータへの依存性が変ってくるために、tomographyという手法が強力な武器になると考えられる。セミナーでは、ISW,RS,GLのレビューを行い、クロス相関の途中経過も報告する(予定)。

2月のセミナー

発表者
M2s

日程/場所
2月2日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
修論発表練習

概要
榎本) SDSSを用いたBroad Absorption Line Quasarの解析
加耒) インフレーションモデルとその観測的制限

発表者
大坪

日程/場所
2月9日(木)16:30-@C333セミナー室

題名

発表者
黒柳

日程/場所
2月16日(火)16:30-@C333セミナー室

題名
Accuracy of slow-roll inflation given current observational constraints

概要
現在、WMAPやSDSSの観測を用いてインフレーションのspectrum indexが制限されていますが、その中ではslow-roll近似の条件から外れたようなモデルも許されています。そのような場合にはslow-roll近似が破綻しているのかどうかを、full numerical solutionと比較することにより検証した論文をレビューします。

発表者
吉田

日程/場所
2月23日(木)16:30-@C333セミナー室

題名
The very first stars

概要
LCDMモデル宇宙で最も初期にできる天体は2,3万太陽質量程度のガス雲と考えられ、その形成時期はz=50と予想される。今回は大規模N体流体計算をもちいて、宇宙最初期のガス雲の熱化学進化を調べた。その結果から、不安定性と分裂の可能性、角運動量、ガスの降着率、およびそれらの示唆を議論する。

3月のセミナー

発表者
4年生

日程
3月9日(木)

題名
卒論発表

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