近年のX線やγ線天文学の発展により、ブラックホールや中性子星などのコンパクト天体に関する詳細な天体物理学的モデル化への興味が高まっている。我々が天体形成過程の研究において駆使した手法は、相対論的な運動学に拡張することにより、高エネルギー天体物理にも直接応用可能である。現在、我々は超新星爆発に伴う極衝撃波による強磁場と乱流の生成過程、粒子加速メカニズム、無衝突ガスにおける磁気回転不安定性による磁場生成メカニズム、相対論的流体における散逸の理論などについて研究を進めている。
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